『鬼武者 Way of the Sword』のPC向けMODには、カメラ調整、グラフィック設定の拡張、任意の戦闘補助があります。まず変更したい機能を決め、そのMODが指定するローダーとファイルを導入してください。REFrameworkのスクリプト、Fluffy用パッケージ、Vortex拡張機能は導入方法が異なります。

このガイドはWindows PCでの通常の導入を対象とし、各MODの配布ページを案内します。体験版用と製品版用のファイルを区別し、ゲーム更新後は対応条件を確認し直してください。PCの動作要件や購入先については、鬼武者 Way of the SwordのSteamガイドを参照できます。

目的に合う鬼武者MODを選ぶ

フレームワークは別のMODを動かす土台で、スクリプトが具体的な変更を加えます。管理ツールで導入しても、別の画面で有効化が必要なパッケージがあります。複数のツールをまとめて入れる前に、必要なものを次の表で確認してください。

目的配布ページ導入時の条件
カメラ調整とLua MODの実行REFramework本作向けのビルドを選ぶ
照明や詳細な描画設定の変更Graphics EnhancementREFrameworkが必要
戦闘補助を個別に有効化REFramework Cheat Menuスクリプトとカーソル用プラグインを使用
Vortexでパッケージを管理Onimusha Vortex ExtensionFluffy用MODはFluffyでの有効化も必要
DaMoWangの指定MODを実行Custom REFramework個別MODが指定する依存関係に従う

導入前にPCの環境を準備する

ゲーム内容を変更するMODを試す前に、セーブデータを別の場所へコピーしてください。ダウンロードした圧縮ファイルを残し、追加したファイルと保存先を記録すると元に戻しやすくなります。どのファイルがゲーム本体に属するか分からない状態で、まとめて削除するのは避けましょう。

  1. MODなしで起動し、普段のセーブを読み込めることを確認します。
  2. ファイルをコピーする前にゲームを完全に終了します。
  3. Steamでゲームを右クリックし、管理からローカルファイルの閲覧を選びます。
  4. 開いた場所にOnimushaWotS.exeがあることを確認します。
  5. 配布ファイルが体験版向けか製品版向けか、指定ビルドがあるかを確認します。
  6. MODを一つだけ追加し、その機能を確認してから次のMODへ進みます。

最初の動作確認では、同じセーブと場所を使うと違いを比較しやすくなります。画面設定も揃え、同じ移動やカメラ操作を行ってください。メニューが開くだけでなく、実際に使いたい機能がプレイ中に働くかも確認しましょう。

REFrameworkとLuaスクリプトを導入する

REFrameworkにはLua環境のほか、視野角、フリーカメラ、ウルトラワイド表示などの調整機能があります。本作の配布ページでは、オーバーレイを開くキーとしてInsertを指定しています。REFrameworkの配布と更新情報では、安定版と新しいnightlyビルドが分かれています。

  1. 本作に対応するREFrameworkの圧縮ファイルを入手します。
  2. 通常の非VR導入では、dinput8.dllをゲームのルートフォルダーへ展開します。
  3. 起動後にInsertを押し、オーバーレイを確認します。
  4. ゲームを終了し、MODの.luareframework/autorunへ配置します。
  5. 必要なプラグインは、パッケージの指示に従ってreframework/pluginsへ配置します。
  6. 再起動し、各MOD専用の操作キーや設定画面を確認します。

通常、autorunフォルダーはREFrameworkの読み込み時に作られ、中のスクリプトは初期化時に実行されます。個別のファイルはScriptRunner → Run Scriptから手動実行することもできます。ゲームフォルダーを使用できない場合は、%APPDATA%/REFrameworkが代替の保存先になります。

二つ目の圧縮ファイルにローダーが含まれていても、動作中のものをすぐ上書きしないでください。要求されるバージョンと依存関係を先に比較します。別ビルドが必要なら、既存の組み合わせを復元できるようにファイルを保管してから変更しましょう。

Custom REFrameworkの対応条件

DaMoWangのCustom REFrameworkは、Steam製品版のBuild 24769601を動作確認の基準として記載しています。このパッケージ自体は実行環境で、単独のゲームプレイ機能を追加するものではありません。この記載から、すべての後続更新や体験版に対応しているとは判断できません。

インストーラーのほか、dinput8.dllOnimushaWotS.exeと同じ場所へ置く手動導入が用意されています。アンインストール時も、ほかのMODが必要としている間はローダーを残す手順です。標準版とカスタム版を重ねて入れるのではなく、使用したいMODが指定する方を選んでください。

Graphics Enhancementの設定と負荷

Graphics EnhancementはREFramework経由でRTGI、RTAO、陰影、反射、スクリーンスペース効果の設定を拡張します。Onimusha_WotS_Graphics_Enhancement.luareframework/autorunへ置き、オーバーレイのScript Generatedタブから操作します。レイトレーシング関連の設定を反映するには、ゲーム側でもレイトレーシングを有効にしてください。

高品質な影はVRAM使用量を増やし、LODの無効化にも処理負荷が伴います。強いノイズ除去は細部をぼかすことがあり、時間方向の処理では移動時に残像が出る場合があります。RTGIによって室内が暗くなることもあり、Ambient Boostですべての場面を修正できるわけではありません。

設定は一度に一項目ずつ変え、屋外と暗い室内の両方で確認してください。静止画だけで判断せず、カメラを動かしたときの見え方も比べましょう。描画設定の背景は、鬼武者のRE Engine・PCグラフィックガイドで確認できます。

戦闘補助と見た目の変更

Cheat Menuには資源関連の補助、一閃の補助、魂の自動吸収、外観変更などがあります。初期設定のメニューキーは**チルダ(~)**で、各補助は最初は無効です。REFramework本体を開くInsertとは操作が異なります。

  1. REFrameworkをまだ導入していない場合は、先に上記のフレームワーク導入手順を完了してください。REFramework導入済みなら、パッケージの案内に従い既存ローダーを保持します。
  2. onimusha_qol.luareframework/autorunへコピーします。
  3. カーソル操作に必要なref_cursor.dllreframework/pluginsへ入れます。
  4. 起動してチルダを押し、試したい項目だけを有効にします。

Easier Issenでもボタン入力は必要で、Always Deflectでもガードを押し続ける必要があります。外観変更は表示モデルの差し替えで、セーブに解放状態を書き込まず、選択した見た目も保存されません。DLC外観を使うには、そのDLCを所有してインストールしている必要があります。

特定の操作だけを補助したいのか、戦闘全体を変更したいのかを決めてから設定してください。標準の選択肢で目的を達成できるかは、鬼武者の難易度設定ガイドで確認できます。通常の進行報酬については、クリア後の解放要素ガイドを使い、一時的な見た目の変更と区別しましょう。

VortexとFluffyで導入する

Onimusha Vortex Extensionは、補助ツールとしてFluffy Mod ManagerとREFrameworkを導入します。拡張機能はSteam、Epic、Steam Demoへの対応を記載していますが、個別MODの対応条件は別途確認が必要です。Luaはautorunに配置され、Fluffy用パッケージはデプロイ後にFluffyで有効化します。

  1. Vortexに拡張機能を導入し、正しいゲームフォルダーを選びます。
  2. 選んだMODを、その配布ページの手順でインストールします。
  3. Vortexでデプロイします。
  4. Fluffy用MODなら、通知またはDashboardのツールからFluffyを起動します。
  5. Fluffyで対象を有効にし、ゲーム内で変化を確認します。

Vortexのデプロイだけでは、すべてのMODの導入が完了するわけではありません。アップスケーラーやReShadeなど一部のパッケージには、Binaries / Root Folderとステージングフォルダーでの展開という別の方法があります。各パッケージの指示に合う場合だけ使い、すべてをルートフォルダー用に変更しないでください。

表示されないMODとクラッシュの確認

まず最後に変更したものを調べ、エラーメッセージを残してから環境を変更してください。ゲーム、フレームワーク、MODのバージョンと、問題が起きた操作を記録します。更新前は動作していた場合、その組み合わせの違いが比較の手がかりになります。

症状最初に確認する項目
オーバーレイが開かないゲームフォルダーとローダーのビルド
オーバーレイは開くがスクリプトがないautorunの配置と余分な入れ子フォルダー
Cheat Menuのカーソルが動かない必須カーソルプラグイン
Vortex導入後も変化がないFluffyでの有効化
描画設定の変更で見づらくなった最後の設定を戻して同じ場所で比較
複数導入後にクラッシュ最後に動いた状態へ戻し、一つずつ再導入

REFrameworkの不具合報告では、完全なre2_framework_log.txtと、存在する場合はreframework_crash.dmpを使用します。スクリプト起動時のエラーはメッセージボックスに、新しいnightlyのコールバックエラーはScriptRunnerに出る場合があります。ファイルを整理する前に、調査に必要な情報を残してください。

共有ファイルを残してMODを削除する

ゲームを終了し、導入時に使用した方法で個別MODを削除します。手動配置した場合は、記録と元の圧縮ファイルを見比べて追加物を特定してください。ほかのMODも使う部品は、必要な間は残します。

Graphics Enhancementは、導入したLua、Onimusha_WotS_Graphics_Enhancement.json、存在する場合は専用プロファイルフォルダーを削除します。配布ページの導入文と削除文ではファイル名の空白表記が異なるため、実際に配置した名前に合わせてください。再利用したい設定は削除前にコピーしておきましょう。

ゲームフォルダーからdinput8.dllを外すと、REFrameworkを一時的に無効化できます。完全削除では専用フォルダー、設定、ログ、クラッシュダンプも対象になり、同じ環境の全MODに影響します。環境全体を外したい場合にだけ行い、最後にゲームを起動して通常の動作を確認してください。